骨粗しょう症 – ケイ素の力

骨粗しょう症

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骨にはカルシウムが必要と言われているが…

ケイ素は、全身のあらゆる組織、臓器に存在し、細胞を構成しています。
しかしケイ素が最初に注目され、その存在が早くから認められたのは骨です。

骨といえばカルシウム。そう思っている方が多いことでしょう。
しかしそれだけではありません。

骨の成分で最も多いのは確かにカルシウムで、リンなどと合わせて無機質部分が全体の65%を占めます。
残り35%のうち10%が水分、残り25%が有機質で、これが主にコラーゲンです。

量的には少ないですが、骨の構造を形作っているのはコラーゲンです
そしてその隙間をカルシウムが埋めているというのが真実です。

ちょうど建物の柱に当たるのがコラーゲンで、壁に当たる漆喰やコンクリート部分がカルシウム等といっていいでしょう。

年を取って骨がスカスカになる骨粗しよう症という病気があります。
これは骨からカルシウムが溶け出してしまうことで起こります。
だからといってカルシウムだけを大量に補えばいいわけではありません。

骨組みのコラーゲンがしっかりしていて、適度な柔軟性がなければならないのです。
しなやかなコラーゲンとたっぷりのカルシウムがあって初めて、丈夫でよい骨ができるのです。

コラーゲンを食べても意味がない、ケイ素が重要

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では骨粗しょう症の予防や改善のためにコラーゲンを直接取れば良いのかといえばそれは正しくありません。

ご存じの方もおられるでしょうが、コラーゲンは食べると消化のプロセスでいったんアミノ酸に分解されてしまいます。

このアミノ酸が消化酵素でバラバラになると、今度は用途別のタンパク質の材料になります。

再び同じコラーゲンになるかどうかはわかりません

またコラーゲンを構成しているアミノ酸は種類が少ないため、コラーゲンの大量摂取は栄養のバランスを崩します。
したがってコラーゲンを増やしたいからといって、コラーゲンを摂取する必要はなく、むしろ色々なアミノ酸が含まれた肉、魚、大豆などをまんべんなく食べた方がいいようです。

そこで登場するのが珪素です。
よい骨を作るためのコラーゲン(の材料)、あるいはアミノ酸とカルシウム。
これらをうまく接着させるのが、ケイ素なのです

ケイ素は、繊維質のコラーゲンとカルシウムを接着させ、いわゆる骨密度を高めます。
そしてしなやかさと頑丈さを両立きせ良質な骨を作ります。

アメリカで大規模な地域研究の結果があります。

年齢が様々な男女約2800人を対象に行われ、食事に含まれるケイ素の量が骨密度にどれほどの影響を与えるのかという研究です。

結果はケイ素摂取量が1日40mg以上のグループは、1日14mg以下のグループより、10%も骨密度が高いという結果になりました。

また、食事におけるカルシウム摂取の違いによる骨密度の差は、最も多いグループと最も少ないグループで、わずか5%だったのです。

その結果を受けて、2004年4月には、「人体の骨の成長には、カルシウムだけでなく珪素も必要であり、それによって質の高い骨になる」と発表きれました。

加齢と共にケイ素とカルシウムは減っていく

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例えば同年代でも骨がスカスカで腰が曲がっている人がいます。
体質や運動、ライフスタイル、食生活がきちんとしているかの違いが年齢と共にハッキリ現れてきたと考えられてきました。

しかし、加齢と共に減っていくのはカルシウムだけでなくケイ素もです。

ケイ素不足も骨粗しょう症に影響を与えていると考えられることができるということです。


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